職場環境が大きく変化する中、施設でのミドル層に課せられる課題は

 

大きなものになってきています。私もそうですが、職場で中堅といわれる世代に

 

とって、管理職としての責任が重くなり、業務内容も変化していく中での仕事の

 

激化は、肉体的にも精神的にも大変大きな負荷となります。

 

心理学者のユングは、中年の危機は、自己の内的欲求や本来の自分の姿を見出し

 

実現させていくことによって心の発達を図り乗り越えられると考えていたようです。

 

したがって、この時期に改めて自分が何をやりたいのか、どう生きていくのかを

 

考え直すと良いのではないでしょうか?

 

人生の多くを過ごす職場や職業、仕事というもの、人生というものについて、

 

改めて深く考えてみる。自分にとって仕事とは?職場とは?働くとは?と

 

改めて問うてみる・・・!

 

「人生は与えられたものであり、如何にして与えられた生を精一杯生かしきるのか、

 

自分を必要としているものは何か、自分に何が求められているのか」というと

 

ちょっと哲学的ですが・・・。考えてみる。明快な答えは出ないかもしれませんが、

 

悩み考えることはとても大切なことなのだと思います。

 

今、自分がどんな仕事に従事しているのかではなくて、自分に与えられた仕事に

 

おいてどれだけ最善を尽くしているか、自分の仕事をどれだけ全うできているか

 

ということを深く考えてみる。仕事を単なる金儲けの手段と考えるのではなく、

 

自分自身に成長の場が与えられたと受け止め、仕事を通じてさまざまなものを

 

吸収し、人間として成長していこうとする姿勢が悩みを解決して幸せに導いて

 

くれるのだと信じています!!

宏和苑 施設長