インドの詩人であり、思想家のラビンドラナート・タゴールの言葉です。
「真に自分のために生きたいと願う人は、むしろ喜んで人のために犠牲に
なろうとするものだ」
「自分のために生きる」ということと、「人のために生きる」ということに
矛盾を感じる人もいるかもしれませんが、この二つのことを両立することは
十分に可能だと思うのです。むしろ両立して生きていった方が良い人生を
歩めるのではないか?今、自分が行っている介護の仕事について考えてみて
下さい。あらゆる仕事について共通するのかもしれませんが、仕事には二つの
目的があります。一つには、「人のためになることをすること」です。
介護の仕事は、お年寄りやご家族、地域や社会のために役立つ仕事です。
もう一つは、仕事を通じて「自分自身が生きがい、充実感、幸福感を得ること」
です。介護の仕事から自分の生きがい、充実感、幸福感を得られていますか?
得るためには重要なポイントがあります。それは、より意欲的に人のために
なるために一生懸命頑張って仕事をすることで、自分自身がより大きな生きがい、
充実感、幸福感を得られるということです。自分に与えられた介護という
仕事と真摯に向き合い一生懸命取り組むことで、「人のため」にもなり
「自分のため」にもなる人生を実現することができると思います。
今日、あなたは介護という仕事に一生懸命取り組むことができましたか?
できたとしてもできなかったとしても、明日はもっと一生懸命取り組めば良いのです!!