先日、高等学校介護福祉士科2校の実習が終了しました。
実習中に考えさせられたことなのですが、実習生の皆さんは本当に
お年寄りのお話を真剣に聴いているなぁということです。
我々は福祉の専門職であるので、お年寄りの声に耳を傾け、真剣に話を
聴くことができていて当たり前なのですが、その当たり前が慣れからか
マンネリ化なのかできていないように感じたのです。
そんな我々が実習生の皆さんを前に傾聴しましょうなどと偉そうなことを
言って良いのだろうか?と考えたのです。
聴く技術を身につけることはもちろんなのですが、それ以前に真剣に聴くという
姿勢を身につけましょう。いやできていたのにいつのまにかできなくなっている
自分自身を反省しましょう。初心に帰ることが大切です。
そこからお年寄りとのご家族との信頼関係が始まります。
日ごろの忙しさに基本を忘れていなかったでしょうか?
そんなふうに強く思えた実習受け入れとなりました。
実習生の皆さん、ありがとうございました!!