仕事を成長する機会と考えるというのは、より良い人生を生きる上で

 

とても大切なことだと思います。そんな機会を最初からあきらめてしまう

 

のはもったいないことで、常に前向きに何事にも挑戦するチャレンジ精神と

 

いうものが大切です。

 

中国古典の「論語」の中に、弟子が「自分の力が足りないのでできません」と

 

最初から諦めてチャレンジしないことに対して、孔子が厳しく叱責する場面が

 

あります。「力足らざる者は中道にて廃す。今何時は画れり。」(力のたりない者は

 

中途で倒れてしまうまでのことだが、今お前は初めから見切りをつけてやろうとしない。

 

それではどうしようもない。)という意味だそうです。

 

太古の昔から、自分に自信が持てなくてチャレンジしようとしない人がいてそれを

 

叱咤激励する師がいたのですね。失敗を恐れずに何事にも主体的に自立的に

 

取り組んでいくという姿勢が大切です。人から言われるとやる気が半減するのが

 

人間の常なので、自ら積極的に考え施設の置かれている状況や課題を把握して

 

職場として何をやるべきかを考え、そこから自分の課題や目標を設定するように

 

心がけて欲しいのです。そうすると自分で設定した課題なので、やらされ感がなく

 

仕事への意欲が全く違うものになると思います。

 

自主的に学習するようになれば、それは、まさに仕事を通じて自分が成長する機会を

 

得ることにつながります。自分自身の成長を感じながら私と一緒に仕事をして欲しい。

 

周りの同僚にも影響を与えることができるような人材がたくさん出て来て欲しい。

 

それが職場風土の改革につながり、できない理由を考えるのではなく、できる理由を

 

考えて失敗を恐れずに何事にも前向きにチャレンジしていくことにつながります。

 

そんな宏和苑をこれから一緒に創っていって欲しいと思っています!

宏和苑 施設長