福祉の仕事というのは、自由度が高く

それぞれのスタッフが様々な場面で

たくさんの状況判断をしなければいけません。

 

現場で起きる様々な変化に対し、

自分はどう行動すれば良いかという

瞬時の判断が常に迫られるのです。

ただ私たちはこの状況判断が苦手です。

その状況を報告することはできるのですが

自分の判断を伝えることが苦手なのです。

 

なぜ私たちは、この状況判断が苦手なのでしょうか?

それは上司が部下に対して、何が正しくて

何が正しくないかをすぐに教えてしまうからでは

ないでしょうか?

それでは自分で考えたり、判断したりすることが

身に付くはずがありません。

 

自分で判断し、行動できる部下を育てるために

上司には我慢して待つことが必要な時もある。

ただこの待つことがなかなか難しい!

宏和苑 施設長