昨日はユニット会議が開催されていましたので、ちょっと覗いてみました。

 

目的はリーダーが会議をどのようにすすめているのか見たかったのですが、

 

違うところに眼が釘付けになった瞬間がありました。

 

議題が終わり、ユニット目標の達成度評価の話になったのですが、とあるスタッフから

 

100%敬語でケアにあたろうという目標を立ててケアを行っているが、100%敬語で

 

話すだけではダメなのではないかという問題提起がありました。

 

要約すると敬語で話すことは目標であって目的ではない。目的は我々が目指す介護が

 

お年寄りを元気にしていくこと。そのためには、まずご利用者・ご家族との関係性が

 

豊かでなくてはならない。関係性を豊かなものにしていくには、礼儀正しさや

 

相手の立場に立っての行動等が必要となってくる。そして、介護する側に余裕やゆとりが

 

ないとただ敬語で話せば良いという安易な考え方になってしまうのではないか。

 

ケアを行う前の心構えというか仕事に対する姿勢といった根本的なところを考え直さなければ

 

いけないのではないかといった主旨の発言でした。

 

その後、議論があり・・・

 

どういった合意事項があったかというと・・・

 

 

行動指針を再確認する!

 

ご利用者・ご家族との関係性を豊かにするために敬語はもちろん謙虚で丁寧な

 

話し方で親しみのある礼儀正しさを持って、感謝する気持ちを忘れずに

 

笑顔・あいさつ・アイコンタクトを徹底する。それができて初めてケアさせて

 

いただける権利を獲得できるという謙虚な姿勢を常に意識してから仕事に取り組む

 

というものでした。

 

とても中身のある建設的な議論が交わされていることに驚いた瞬間となりました!!

 

 

宏和苑 施設長