「何かをやろう!」と誰かが声をあげると「できない」という意見が必ず出ます。

 

人間というのは常に変化を嫌い、現状維持を良しとするものですので、「できない」という

 

人の気持ちも十分にわかるのですが、この言葉が教えてくれる大切なところは、

 

「できない」というのは、「やりたくない」と聞いている側には、聞こえているということです。

 

これだと大変残念で印象の悪い人になってしまいます。でも、このことに気付いている

 

人は少ないのではないでしょうか。

 

何かに触発されて、「素晴らしい、私もやってみよう」と思ったとしても私たちは、

 

ついつい「でも・・・」だったり「そのうち・・・」だったり「「~したら・・・」

 

といったふうに理由づけをしていることが多くないですか?

 

「やりたくない」とか「やってみる気がない」といったことの何が一番の問題かというと

 

能力があるかないかという前に「意志が弱い」人だと思われてしまうということです。

 

人の能力には差があると思いますが、自分で自分自身を振るい立たせる「やる気」には、

 

生まれ持った差はないと思うのです。その人自身の気持ちの問題だからです。

 

 

では、その弱い意志はどこからくるのでしょうか?その弱い意志は、自分自身を信じられない

 

ところからきているのかもしれません。できないと思っているから、やってみる気が起らない。

 

やってみる気にならないから、実際にできない。そして自分自身に自信が持てない。

 

こういう悪循環に陥ってくると思うのです。

 

そこで、わたしからの提案です。まず自分自身を信じてみましょう。わたしにはできると信じる。

 

できると思って何事にも取り組んでみる。成功するまであきらめない、強い気持ちを持つ。

 

できない理由探しをするより、できる理由探しをする方が楽しいし前向きになれます。

 

後ろ向きの考え方で自分自身守りに入っていないか?仕事に慣れてくるとどうしても守りの

 

姿勢で仕事をしていませんか?常に攻めの姿勢で仕事に取り組んで欲しいと思っています!

宏和苑 施設長