6月1日から、高校福祉科の実習生が2名来苑し実習に臨まれています。

 

初日から緊張の上、慣れない環境に戸惑いながらも一生懸命に取り組む姿に

 

好感を持つ一方で見習うべきものがあると反省させられています。

 

まず実習でつまずくのが実習日誌にも書いてあるのですが、ご利用者との

 

コミュニケーションがうまくとれないということのようです。

 

実習日誌の中にコミュニケーション時には「自己開示が大切」といった文言が

 

あったので、「なぜ、自己開示が大切なの?」と質問してみました。

 

「自分のことを相手に知ってもらうため」ということでした。自分のことを

 

相手に知ってもらうことはとても大切だと思います。私はそこで次のような

 

話をさせていただきました。「自己開示」も大事だけどそれと合わせて

 

もう一つ「共感」も大事だと思いますよ。まず、相手のことに関心を持つ。

 

その上で「自己開示」してコミュニケーションをとると人間関係が円滑に

 

なるかもしれませんよ。と助言させていただきました。

 

「共感」とは、相手の目で見て、相手の耳で聴いて、相手の心で感じることです。

 

われわれのビジョンに地域で最もコミュニケーション力が高く、「接していて

 

気持ちがいい」と言っていただけるスタッフでいっぱいの施設にしていくという

 

夢があります。実習中は、われわれと一緒にこのビジョンに向かって一緒に

 

頑張っていきましょう!頑張れ、実習生!!

宏和苑 施設長