「介護報酬が下がった」「離職が止まらない」「人が足りない」「良い人材がいない」
「社員が働かない」「サービスの質が悪い」等、業界内で頻繁に聞かれる言葉です。
これを「他責」の言葉と呼ぶことにしましょう!これらはすべて他人のせい、
他人の責任にしてしまっている考え方で、内容はあっているのかもしれません。
でもよく考えて下さい。この言葉を何回繰り返したところで何かが変わるのでしょうか?
生産性が向上したり、業績が良くなったり、サービスの質が向上するといった
ことにつながるのでしょうか?もしそうでなければムダ以外の何ものでもありません。
ビジネスにおいては、基本的にムダは排除したほうが良いです。だったら「他責」とは
決別したほうが良い。自分自身がダメになるだけだから・・・。
「他責」に代わって問われるべきは、「自責」です。自責とは、何か問題が
見つかったり、発生した時に「誰かのせいにしたりするのではなく、自分には
何ができるか、すべきか。」という順番で考えることです。決して人のせいに
しないということです。他責に凝り固まり、「施設が悪い」「上司が悪い」
「部下が悪い」「環境が悪い」のオンパレードでは、自分自身の成長機会の
自己否定です。
宏和苑で働くうえでは、すべてのスタッフがすべてのことを「自責」で考えて
欲しいと思っています。申し送り、ミーティング、カンファレンス、会議、
あらゆる場面で「自責」という言葉を使って、施設内に「自責」という言葉を
広める「自責キャンペーン」をやってきましょう!!