今、福祉系高等学校の実習生と福祉専門学校の実習生の2名が宏和苑で実習に
臨まれています。実習生の皆さんは、毎日実習日誌を記入しているのですが、
そこに1日の反省や感想、実習目標といったものが書かれています。
毎日、日誌を読ませていただいていますが、感想等に学校で習ったのとは
違う方法もあることがわかった、学校ではできない体験ができた、学校では
理解できていなかったことが理解できたといったことが書かれていると
現場実習の意義があったなぁと嬉しくなります。現場実習というのは、
学校で学んだ理論と実践の統合の場だと考えています。学校で習うであろう
知識や理論を現場実習という体験の場を通じて検証し、確認する。
そこから実習生の皆さんそれぞれが体験を通じての知識や考察を深めていく。
そして疑問点やわからないことを実習担当者に質問したり、自分で調べて
勉強していく。そういった効果を実習生に及ぼすことができれば、われわれの
実習受け入れの意義も目標も少しは達成できているのではないかと思っています。
そして、われわれも実習生の皆さんも共に成長していく。
そんな関係性を築けていければ良いなぁと思っています。
実習担当スタッフの皆さん、実習生の皆さん、これからも宜しくお願いします。