自分たちの仕事って何なんだ?と考えたことはありますか?
ケアとは何か?プロの仕事とは何か?対人援助サービスとは何か?
新人研修では少しお話させていただきましたが、新人スタッフの皆さんも
20年くらいの介護経験があるというスタッフも各ユニットに入り、ケアをしていく中で
お客様(ご利用者・ご家族)にとっては、一人のプロの介護職という認識には
差がありません。もちろん知識や技術的なこと、ご利用者の状態像の把握など
実質的には経験やスキルという差はあるとは思うのですが、一人のプロの介護職で
あるというプロ意識という面では、同じステージに立った時点で同等だと思うのです。
わからないことも知ったかぶりをしろと言っているのではありません。
わからないことはわからないと素直に認める心を持つ。そしてわからないことは
わかる人に質問すれば良い。わからないことをわからないままにしておくことが
ダメなのです。それではプロの仕事とは言えない。わかったふりが一番良くない。
プロフェッショナルとは、「昨日の自分と競争できる人」だと思うのです。
昨日、わからなかったことが今日はわかるようになった。
昨日、できなかったことが今日はできるようになった。
小さな成功体験を積み重ねていき、自分の経験値を高めていくことで人は成長できます。
そんな努力を毎日毎日積み重ねていって欲しいと思っています。
だからこそ自分たちの仕事とは何なのか?とわれわれ自身で常に問い直すべきです。
何のためにケアをしているのか?何のために介護サービスという仕事をしているのか?
自分のやっているプロとしての仕事に誇りを持って欲しいと思っています!!