私たちは自分と違うものを拒もうとします。
それが偏見となり、差別となり、いじめとなり噴出します。
人はみなそれぞれに個性があり、社会も多様な文化や人種、グループ等で
構成されています。人はみな「同じ」で等しいとともに、みな「違う」のです。
福祉は、その違いを大事にします。異質性を認識して受容するのが、
我々、福祉専門職の課題であることを自覚するべきだと思います。
「ひとり」とふれあい学習し、理解し、それを行動に移し、ともに
生きようと努力することこそ、福祉に働く我々の態度であり、
その根底には信頼関係という基本があると思っています。