ニードは時代と共にめまぐるしく移り変わっています。
それを解決する施策・政策・制度・理念も変化していきます。
そういう意味では、今は政策も制度も大きく変わる激動の時代と言って
良いのだと思います。それだけに福祉に働く私たちにも、変化に対する
柔軟な姿勢と対応が不可欠であるのは当然なのですが、それと共に
時代の変化と社会の推移を超えて変わることのない一貫した理念が
福祉にあることを忘れてはならないのではないでしょうか。
変化に対するしなやかな態度と、変化の中にも動くことのない
したたかな思想とを併せ持たなければならないところに、私たちの
職業的で専門的な課題があると思っています。