なかなか指導しても欠点が治りません。

何度同じことを言えばいいのか。

自分で悪い所がわかっていないのでしょうか。

 

人には誰でも長所と短所があります。

このふたつがあるからこそ個性なのです。

長所しかない人はいないし、

短所しかない人もいない。

 

しかしとかく上司というものは

部下の欠点が目につきやすいものです。

そしてその欠点さえなくなれば

もっと伸びるのにと考えて

一生懸命に欠点を直そうとします。

 

ひとつの欠点を直すのに100の努力をするよりも

その人の長所を認めて伸ばすのに50の努力を

した方がその人ははるかに伸びるし成果も上がる。

 

目に余る欠点は指摘してあげなければいけないが

それよりも長所を生かして伸ばしてやることに

全力を傾けた方が良いのではないだろうか。

 

今のあなたにはわかりにくいかもしれないが

覚えておいてくれれば、

いつか役に立つかもしれません。

宏和苑 施設長