スタッフは自分の先輩や上司のことを
良く見ています。
先輩や上司のあなたは、後輩や部下のことを
良く見ているつもりかもしれませんが、
実はあなたはそれ以上に見られているのです。
上司は部下のことを理解するのに
3年は掛かりますが、部下は上司のことを
3日で見定めることができます。
もし自分の先輩や上司が率先して
自分に厳しくしているのを見たら
「自分たちも同じことをやらなくては」という
気持ちが芽生えてくるでしょう。
こうした中ではチームの雰囲気も良くなり、
ピリッと締まった空気の中で仕事が行われます。
しかし自分に都合が良い、自分に甘く他人に厳しい
先輩や上司のもとでは、
「自分たちも適当でいいや」という
気持ちが芽生えてくるかもしれません。
そうした中ではチームの雰囲気も悪くなり、
ダラッと緩んだ空気の中で仕事が行われることになります。
リーダーの姿勢や倫理性というのは、
上から下へと流れていきます。
リーダーの姿勢や倫理性が締まっていれば、
部下も締まったチームになる。
リーダーの姿勢や倫理性が緩んでいれば
部下もチームも緩んだチームになるのです。
リーダーが自分のことを厳しく律することができなくて
部下が自分のことを厳しく律することなどできるはずがない!