たとえばですが・・・

介護と看護

両者は連携動作で動かないといけないのですが

実際には利害の対立からしっくりいっていない

ことが多いように感じています。

 

介護が「看護が悪い」と言えば、

看護は「介護が悪い」と言う。

お互いに自分のところのうまくいかない

原因を相手に求めていないでしょうか。

このような主張は水掛け論に終始し、

実を結ぶことはありません。

 

介護と看護が対等の立場で

お互いに議論し合うのは良いことです。

馴れ合いで議論そのものが無くなることこそ

怖れるべき腐敗だからです。

 

議論はお互いに自らを問うところから始まり

自らの姿勢を正すことが先決です。

そして議論の中心には、

いつもご利用者様・ご家族様がいて

どうすれば元気にしていけるのか、

喜んでいただけるのかという視点だけで

議論して欲しいです!

宏和苑 施設長