スタッフ:「仕事に取り組むうえで、一番大切なものは何ですか?」
リーダー:「当事者意識ではないですか」
「当事者意識!」
自分がかかわる仕事や物事を自分のものと捉えて、取り組む姿勢が当事者意識です。
言われたことだけしかやらないのではなく、言われなくても積極的に考えたり、
動いたりすることができる人は、当事者意識を持てているのだと思います。
逆に言われたことだけしていれば良いのでしょとか、それは私は聞いていないとか、
言われなければしないということでは、当事者意識がない人と思われるかもしれません。
なぜ当事者意識がないとダメなのかというと、問題意識が持てず意思決定ができないからです。
そうするとどうなるかというと、その人のする仕事というのは質が低いのです。
質の高い仕事ができないのです。
上司として、AさんとBさんの仕事を比べると、どうしてこんなに質が違うのかなと
考えた時に気付いたのが、当事者意識がある、ないだったのです。
当事者意識を持てないまま、仕事の経験を積んでも、その人の成長にはつながらない。
当事者意識を持って10年の経験を積めば、それは自分への信頼と自信となり成長へと
つながりますが、当事者意識を持てないまま10年の経験を積むということは、それは
10年の経験ではなく、1年の経験を10回繰り返しただけです。
あなたは10年の経験を積みましたか?
それとも1年の経験を10回繰り返しただけですか?
広い視野で自分のキャリアを考えて欲しいです!