今、現場では先輩メンターがついて新人スタッフへのOJTが行われています。
新人スタッフの悩みは・・・
①介護の技術・知識に不安がある
②ご利用者・ご家族、一緒に働くスタッフとの信頼関係の作り方がわからない
③仕事を覚えられるか不安だ(早出・日勤・遅出・夜勤)
④体力や精神面で仕事を続けることができるだろうか等・・・
たくさんの不安を抱えながらOJTを受けていることと思います。
一方、メンターの悩みは・・・
①自分の知識・技術に自信がない(メンターなんてできないよ)
②新人スタッフと良い関係を築けるだろうか
③教え方がわからない(どんなふうに教えたらよいか)等・・・
たくさんの不安を抱えながらOJTを行っていることと思います。
そもそも「教える」とは何でしょうか?
この質問に正解があるかどうかはわからないのですが、「教える」とは、相手から望ましい行動を
引き出す行為であると思っています。
そうすることで学び手に身につけて欲しいのに、まだできていない行動ができるようになるし
まだできていない学び手の間違った行動を正しい行動へ変えることができると思うのです。
そして、「望ましい行動を身につけさせる」「望ましい行動を実践させる」
「間違った行動を正しい行動へ変える」ということが「教える」ということになるのではないでしょうか。
その時に、日頃何気なく行っている自分の介助方法等を言語化して新人スタッフに伝えるという行為が
必要になってきます。この作業にはかなりの労力を必要とすると思うのですが、この作業を
行わずしてお互いの成長は望めません。
メンターのみなさん、教えるとは?=望ましい行動を引き出すこと!です。
人に何かを教える時には、このフレーズを思い出してみてください。
そして、日頃自分の行っている介助方法等を言語化する作業に取り組んでいきましょう!
頑張れメンター、新人スタッフのみなさん!!