福祉の専門職には、「価値」や「倫理」が大切であるといわれます。
それは一般的な「価値」や「倫理」ではなく、職能団体としての
「価値」や「倫理」であり、各職能団体が倫理綱領という形で明文化しています。
介護という仕事は、専門職が意図的なかかわりの中で、介護の関係性を
築いていく過程で理論的なケアが実践されてはじめて専門的介護として
成立します。生活支援という目標を持ち、自己理解と他者理解がなされた
援助者による、非管理的状況の下で共感的に実践されるケアを専門的介護と
呼びたいです。
利用者の生活そのものに介入し援助する者には、自身の行為そのものを律する
ことが求められます。そこに専門的職業人として志すところの「価値」に
反することのない「倫理」が存在すると考えるからです。
我々は、宏和苑の中に高い能力よりも、強くて高い倫理観の存在を求め続けていきます!!