今日は新人スタッフと記録の勉強会を開催しました。介護スタッフの皆さんの悩みのひとつに「記録」の書き方があると思います。担当者の支援記録をどのように書くことが適切な記録なのか、悩みを持っている方は多いと思います。

それに対して適切な指導ができるのかとても難しい課題でした。ましてや新人スタッフの皆さんは記録以外にもたくさんのことを覚えている中での勉強会ですので負担も大きかったと思います。それだけ「記録」とは難しいものだし、自分自身がきちんと記録できているかと言えば、そうでない部分がかなりあると思っていますのでとても説明が難しかったです。

ただし、明らかに記録の意味を理解できていない記録もあると思うので、そこの部分を考え直すことで「何を書くべきか」ということが少しは見えてくるのではないかと考えました。

まず支援記録は、何を行ったかという「証拠」という意味合いがあることを忘れてはいけないと思います。介護保険施設では、ケアプランに沿ったサービス提供が求めらていますので、ケアプランに記載されているサービスが適切に行われているか、ということが支援記録を見て判断できなければならないということです。ケアプランの内容に基づいた「記録」というのはある意味当然なのであり、その実施状況が書かれていない支援記録などあり得ないということです。ケアプラン作成の過程で課題や目標、その実施方法は決定されていますので、これに沿った内容の記録を行うことが適切な記録になりうるのではないかということです。

新人スタッフのみなさん、少し参考になりましたか。記録については、もう少し時間を割いて詳しく話をさせて下さい。

いつもお仕事ご苦労様です。ありがとうございました!

 

宏和苑 施設長